阪神電鉄の新形車両5700系が,2015(平成27)年8月24日(月)から,営業運転を開始しました.
営業運転初列車は,阪神梅田11時56分発の普通高速神戸行きで,営業運転に先立ち,阪神梅田駅において,記念式典が行なわれました.
この5700系は,従来の車両と違い,空調機器運転時の客室内の保冷・保温のため,お客様自身の操作による扉開閉ボタンが設置され,野田・千船・尼崎・センタープール前・甲子園・西宮・青木・御影・石屋川・大石の各駅において,電車の通過待ちや接続待ちなどにより電車が長時間停車する場合において,乗客が,出入口横の押しボタンを操作して扉を開閉し,乗り降りする仕組になっています.
5700系は,2016(平成28)年度以降は,5001形などの従来車の置換え用として,順次増備される計画となっています.
写真:香櫨園にて 2015-8-24
投稿:井上 遼一