平成筑豊鉄道では,1895(明治28)年8月15日に,同鉄道の前身である豊洲鉄道により,行橋—田川伊田間が開業してから120周年を迎えたのを記念して,2015(平成27)年8月23日(日)に「田川線開業120周年記念号」が運転されました.
運転区間は行橋から田川伊田までで,事前公募の乗客とともに沿線自治体の首長らが乗り込み,行橋駅での出発式のほか,犀川・油須原・田川伊田の各駅で,おもてなしイベントや駅弁販売などが行なわれました.
車両は同鉄道のキャラクター「ちくまる」をフルラッピングした408号と411号が使用され,前後にオリジナルヘッドマークが付けられました.金田から行橋への送り込みは定期列車(へいちく浪漫号501号)に併結する形で行なわれ,ふだんは見られない3両編成となりました(写真).
また,おもてなしイベント各駅を巡る臨時列車も行橋から田川伊田まで運転され,行橋への送り込みは,同様に定期列車に併結で行なわれ,3両編成での運転となりましたが,こちらは「なのはな号」塗装で揃ったものとなりました.
写真:油須原にて 2015-8-23
投稿:江川 雅則