東武本線に新形特急車両500系を導入

東武本線に新形特急車両500系を導入

東武鉄道では,現在,東武本線を運行している特急「スペーシア」,特急“りょうもう”などに加え,特急列車のさらなる利便性の向上を目的に,2017(平成29)年春に新形特急車両500系8編成を導入すると発表した.
 「さまざまな運行形態で運用可能な速達性と快適性を持った特急列車」を開発コンセプトに,1編成3両固定の併結・分割を可能とした仕様とする.
 車両デザインは,数多くの鉄道や自動車などのデザインを手掛ける奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」の監修により,エクステリア(外観)は東京スカイツリー®に代表される先進的でシンボリックなデザインとしたほか,インテリア(内装)は江戸の伝統色 「江戸紫」をモチーフとした色を腰掛に使用し,天井には鬼怒川や隅田川の流れをイメージした造形をあしらうなど,「沿線の魅力をつむぐ」デザインとする.
 車両設備には,東武鉄道では初めてとなる車体動揺防止制御装置(アクティブサスペンション)を全車両に搭載して乗り心地の向上を図るほか,高効率の永久磁石同期電動機(PMSM)やアルミ車体およびLED照明などを採用して,環境負荷の低減を図る.また,車内でのWi-Fi環境やPC電源を整備するほか,AED・医療支援器具の据付け,車椅子スペース・車椅子対応トイレの設置を行なうなど,サービス向上・バリアフリー化を行なう.

写真:東武500系のエクステリアデザインとインテリアデザインのイメージ(東武鉄道提供) 

2015年4月23日掲載