1991(平成3)年に廃止となり,現在は保存鉄道として運行されている岡山県の片上鉄道では,2015(平成27)年4月5日(日),毎月恒例の展示運転が行なわれました.
今回は,桜が満開の時期の運転日となったことから,通常の気動車による運転のほか,資材の輸送などに使用されている貨車,トラ814に畳を設置した「お座敷車両」が用意され,1934(昭和9)年製の気動車キハ303がけん引する形でお花見列車として運転されました.
このお座敷車両は無蓋貨車トラ814への準備作業や桜の開花状況,天候などの条件が揃うことで運行が実現するとのことで,7年ぶりの運転となりました.
写真:柵原ふれあい鉱山公園(片上鉄道吉ヶ原駅付近)にて 2015-4-5
投稿:舘田 達也