神戸新交通は六甲アイランド線に新形車両を導入し,1000形を置き換えると発表した.
車体はアルミ合金製で,ワイドボディを採用.海の手六甲の港町,デザイン都市・神戸にふさわしい船舶の船体をイメージさせるシルエットとし,ガス燈にも見られる緑青(ろくしょう)の色彩を基調に,住吉川沿線地域にもふさわしい落ち着いた色彩とする.車内は,座席配置はクロスシートとロングシートを組み合わせた配置とし,1人ずつの分割シートを採用し,客室窓にはロールカーテンを設置する.防犯カメラを各車両に2台,車いすスペースを各車両に1個所設置.室内扉上部には液晶ディスプレイ(LCD)式車内案内表示器を,各車両に2台ずつ設置し,行先案内,ドア開閉案内などの各種案内を行なう.
新形車両は川崎重工業が製造し,2017(平成29)年度に1編成,2019(平成31)年度〜2023(平成35)年度に各2編成ずつの,計11編成が導入される予定.
写真:神戸新交通六甲アイランド線に導入される新形車両のイメージ(神戸新交通のプレス資料から)