近江鉄道では,同社最後のつりかけ車,220形のモハ225が,2015(平成27)年3月14日(土)のダイヤ改正を前に営業運転を終了することを記念して,引退を卒業に見立てた「卒業式」が,3月13日(金)の営業運行終了後に行なわれました.
当日は,モハ225が通常の営業運行後に臨時列車「220形アンコール号」として彦根—米原間を1往復したあと,ファン・関係者臨席の「卒業式」が彦根駅ホームで行なわれました.式典には,ゆるキャラ「駅長がちゃこん」や同社グループ保育園の園児たちも応援に駆けつけ,卒業証書がモハ225に贈られたあと,ファンの寄せ書きがモハ225に貼り付けられ,同車の労をねぎらい,入庫を拍手で見送りました.
220形の引退により,近江鉄道では旅客営業車が,すべてカルダン駆動に統一されることになります.
写真:彦根(卒業式会場)にて 2015-3-13
投稿:藤原 正博