吹田総合車両所本所に保存されていたクハネ581-35が,京都鉄道博物館へ展示のため,2015(平成27)年2月14日(土)に吹田総合車両所から向日町(操)まで回送され,翌15日(日)には向日町(操)から梅小路まで回送されました.
同車は現役時代は583系B6編成で,“きたぐに”の運転終了後は,吹田工場に編成ごと保存されていましたが,後に順次解体され,2014(平成27)年の一般公開時点ではクハネのみになっており,博物館展示が発表されていました.また今回,展示に際してJR西日本塗装から,国鉄色に復元され,側面にはJNRエンブレムの装飾がされるなど,国鉄時代に近い姿に復元されています.なお吹田総合車両所からは,同所のクモヤ145-1052と1009がけん引にあたりました.
写真:岸辺にて 2015-2-14
投稿:渡邊 一弘