2015(平成27)年1月31日(土),台湾東部の花蓮県において,昨年2014年6月に復活した,日本のC57形と同形の蒸気機関車,CT273を使用したクルーズ列車が運転されました.
蒸気機関車けん引の列車向けに塗装変更などの整備が行なわれた,電源車1両,客車5両と補助動力兼用の気動車2両で組成された8両をけん引し,花蓮駅から萬栄駅までを力強く走り抜けました.
客車の整備は昨年2014年夏に行なわれ,クルーズ列車での運用が予定されていましたが,8月に発生した高雄市ガス爆発事故の影響で工場連絡線が被害を受けたため,一部の車両が出場できずにいました.
このため昨年2014年の運転は在来客車との混成で運転されており,今回の運転で初めてフル編成が実現しました.
写真:台湾鉄路管理局 台東線豊田—南平間にて 2015-1-31
投稿:舘田 達也