とさでん交通では,路面電車開業111周年を記念して1952(昭和27)年製の200形207を登場当時の「金太郎塗り」に復刻塗装し,2015(平成27)年1月11日(日)に桟橋車庫で出発式が行なわれました.
当日は,とさでん交通関係者や実際の塗装作業を行なった「高知の電車とまちを愛する会」の皆さんが参加しての出発式に続き,お披露目運転として桟橋車庫—高知駅前間を1往復したあと,車庫内でかつての姿を可能な限り復元したうえで撮影会が行なわれました.
207は外観だけでなく,車内でも信鈴(紐を引いて鳴らす車掌用ベル)が可動状態にされたほか,天井には「愛する会」提供の旧形車両の写真が展示されており,1月13日(火)から営業運転を開始しています.
写真:桟橋車庫にて 2015-1-11
投稿:山城 保