2014(平成26)年11月初旬に大野総合車両所から出場し,試運転を行なっていた1000形更新車1066編成が,2015(平成27)年1月9日(金)から営業運転に復帰しました.併結試運転時に組まれていた3263編成との10両編成で,おもに急行系の運用に充当されています.
今回の更新では世界初のフルSiCを使用したVVVFインバータ制御が採用されたほか,2015(平成27)年3月9日(月)から運用開始予定の,WiMAX通信を使用した「小田急TV」に対応するためのWiMAXアンテナ・液晶ディスプレイの設置,運転台のグラスコックピット化をはじめとして,多くの改良が施されました.
1000形の更新車は平成26年度中に,もう1編成が出場予定で,ワイドドア車を除く160両・30編成が更新される予定です.
写真:鶴巻温泉—伊勢原間にて 2015-1-10
投稿:水谷 周平