JR西日本は,大阪環状線に新形車両323系を導入し,同線の103系・201系をすべて置き換えると発表した.
323系はステンレス製車体で,3扉のロングシート車.大阪環状線の電車として長年親しまれてきたオレンジ色を基調とした外観で,「大阪環状線改造プロジェクト」のロゴマークを先頭部および側面にデザインし,ドアの位置や動作状況をわかりやすくするために、ドア上へ「大阪環状線改造プロジェクト」のロゴマークにちなんだ表記とドア先へ黄色のラインを配置する.
車内では,案内ディスプレイをドア上部と車端部あわせて8ヵ所に16画面(1両あたり)を設置する.案内情報は,JR西日本の車両として初めて,日本語・英語・中国語・韓国語の4ヵ国語となる.また,同社の普通列車として初めて無料公衆無線LANサービスを実施する.
323系は,2016(平成28)年度から2018(平成30)年度にかけて8連21本が導入される.
写真:JR西日本323系の外観・内装イメージパース(JR西日本提供)