JR北海道は,北海道新幹線新函館北斗駅の開業にむけて,函館駅と新函館北斗駅を結ぶアクセス列車用の車両として,733系1000番代を導入すると発表した.
733系1000番代は,札幌圏で運行している733系をベースに,「新幹線との連携・一体感」と「函館らしさ・北海道らしさ」をコンセプトに内外装の一部を変更した車両となる.車体の帯色は,北海道新幹線用のH5系と同様のパープルをメインカラーに,北海道の新緑のイメージで同社のコーポレートカラーでもあるライトグリーン.シートは北海道の広大な草原風景のグリーン系とし,乗降ドア付近はパーティションに北海道の自然を感じる木目を,ドア部分は函館のレンガ倉庫や修道院を連想させるレンガ色とする.
733系1000番代は,2015(平成27)年秋に落成し,4編成12両が製作される予定.
写真:733系1000番代のエクステリア(上)とインテリア(下)のイメージパース(JR北海道提供)