2014(平成26)年6月1日(日),上田電鉄別所線で貸切列車「別所線満喫号」が運転されました.
これは同線の存続を願う市民有志グループとして結成した「別所線の将来を考える会」が主催したもので,当初は,2月15日(土)に運転される予定でしたが,甲信越地方を中心に大きな被害を出した記録的な大雪の影響で中止となっていたものが,装いも新たに開催されたものです.
当日参加者は上田駅から定期列車で別所温泉駅へ向かい,駅周辺の散策などを行なったあと,再び定期列車にて下之郷駅へ向かいました.
その後,1000系01編成による貸切列車「別所線満喫号」に乗車し下之郷—上田間を往復するという内容でした.
「別所線満喫号」には前後に異なるヘッドマークが掲出され,上田方の1001には丸窓電車のイラストに赤いリボンを模したもの,下之郷方の1011には夜間走行する丸窓電車の明かりがイラスト化されたものとなっていました.なお,ヘッドマークに記載されている日付は当初開催予定だった「2014.2.15」となっていました.
写真:神畑—寺下間にて 2014-6-1
投稿:山本 哲也