山陽電鉄5000系は,これまで全車が,中央部は転換式または固定式のクロスシート,車端部がロングシートの室内でしたが,このほど5022編成(6両)の神戸方先頭車の5022号がオールロングシート化されて5月から営業運転に復帰しています.
車内中央部の転換式クロスシートが撤去され,バケットタイプのロングシートが設置されました.袖仕切は大形のものを採用し,ロングシートの中央部にはスタンションポールが設置されました.
5000系のオールロングシート車は5022号が初めてです.なお,5022編成のほかの5両は車端部がロングシートの転換式クロスシート車のままです.5022号も車端部のロングシートは従来のままのタイプです.車体外観に変更はありません.今後,ほかの5000系もオールロングシート化されるのか注目されます.
写真:大開にて 2014-5-18
投稿:小原 正裕