北近畿タンゴ鉄道は,開業当時から活躍する普通車両を全面リニューアルした「くろまつ」を導入すると発表した.
2013(平成25)年に営業運転を開始した「あかまつ」・「あおまつ」に続き,水戸岡鋭治氏による「松」をモチーフとした統一感のあるデザインで,漆黒の車体と落ち着いた雰囲気の内装が特徴.車内は天然木を使うことで落ち着いた雰囲気とし,レストランやカフェ,和食処にも演出できる空間となる.また,車内にキッチンを設け,あたたかい食事や冷たい飲物などを提供する.
2014(平成26)年5月25日(日)に営業運転を開始し,金・土・日曜および祝日の定期コースでは「スイーツ」・「ランチ」・「地酒」の3コースが設定される.平日は団体臨時列車として予約を受け付ける.
写真:「くろまつ」の外観と内装のイメージパース(北近畿タンゴ鉄道のプレスリリースから ©EIJI MITOOKA+DON DESIGN ASSOCIATES)