西日本鉄道では,2014(平成26)年5月23日(金)に,貝塚線が開業90周年を迎えるにあたり,記念イベントとして,37年ぶりに旧塗装の電車を復活します.
1952(昭和27)年に大牟田線の通勤形として誕生した313形4編成8両は,1977(昭和52)年に貝塚線の前身である,宮地岳線に転籍し活躍しましたが,その後徐々に廃車が進み,現存する最後の2両1編成(315+365)も,2015(平成27)年1月24日(土)の最終運転をもって廃車するはこびとなりました.
オキサイドイエローの現行塗装での運行は4月15日(火)で終了して,4月16日(水)から5月22日(木)まで多々良工場に入場して,ベージュとマルーンのツートンカラーに塗り替えられ,5月23日(金)から営業運転を開始する予定です.
写真:名島—貝塚間にて 2014-4-15
投稿:白土 洋次