2013(平成25)年9月の台風18号による被害のため,現在も全線で列車の運休が続く信楽高原鐵道で,2014(平成26)年12月の運転再開にむけて,工事用車両による点検運転が,3月18日(火)から始まりました.
点検運転は,台風による被害が少なかった,信楽—紫香楽宮跡間の間で行なわれ,工事用車両に運転士らが乗り込み,信楽駅を午前10時ごろに出発し,時速15キロ以下の速度で,レールや踏切,信号などに不都合がないかどうかを確かめながら,ふだんは15分程度かかる区間を,約1時間かけて1往復しました.
今後は,営業用の車両を使って同様の運転を週2~3回程度実施する予定となっています.
写真:勅旨付近にて 2014-3-19
投稿:谷口 郁由