東京北区の貨物支線「北王子線」が,2014(平成26)年3月14日(金)をもってその役目を終えました.これまでは1日3便運転されていましたが,最終日の紙輸送は午前の2便目が最後となり,多くの人々が踏切を渡るDE10 1666を出迎えました.午後はコンテナ返空のため,DE10は単機で入線後,北王子駅ホームにて式典が行なわれ,最終運転手に花束の贈呈や従業員,関係者らの記念撮影などが行なわれました(写真).
DE10にはこの最終便のみ,「ありがとう コンテナ列車最終便」の大形ヘッドマークが掲出され「威風堂々」の音楽とともに,14時45分に多くの歓声と拍手に見送られ,ゆっくりと北王子駅を後にしました.最終日は構内が開放され,間近で撮影することができ,ホームの「きたおうじ」の駅表示も見ることができました.
写真:北王子にて 2014-3-14
投稿:細田 邦昭