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志免町の29612号機,解体を前に開放

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 志免町の29612号機,解体を前に開放

福岡県志免町の中の坪公園(メインパーク)に保存展示されている9600形29612号機は,傷みが激しいことから,公園整備にあわせて解体されることになりました.これに先立ち2014(平成26)年1月9日(木)から13日(月祝)までの5日間(9時~16時),同機周辺が一般に開放されています.
 29612号機は1918(大正7)年12月汽車製造大阪にて製造,1919(大正8)年1月鳥栖機関区に新製配置されて,直方,浦上,西唐津,行橋と転属,1974(昭和49)年4月に小倉工場の蒸機最終出場車となり,行橋機関区で1974(昭和49)年12月に廃車されるまで,九州から一歩も出ることなく,活躍してきました.今後,同機の一部を使ったモニュメントが制作され,およそ400m東にある志免鉄道記念公園(国鉄勝田線志免駅跡)に設置される予定です.

写真:志免町中の坪公園(メインパーク)にて 2014-1-11
投稿:白土 洋次

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