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弘南鉄道旧黒石線の気動車が解体される

弘南鉄道旧黒石線の気動車が解体される

国鉄から弘南鉄道が運営を引き継ぎ,1998(平成10)年に廃線となった黒石線(川部—黒石間)でかつて走っていた気動車3両は,田舎館村の「道の駅いなかだて弥生の里」で保存利用されていましたが,2013(平成25)11月18日(月)から現地で解体処理が行なわれています.
 保存されていたのは,旧国鉄で走っていたキハ2230と旧小坂鉄道で走っていたキハ2105キハ2107の2両で,外観の塗装も変更されて保存されていました.保存展示当初は利用されていましたが,近年では利用されることもなく塗料なども劣化しており,解体することになったと思われます.
 11月23日(土祝)現在,3両のうち,1両はすでに完全になくなっており,1両は車両の上半分が取られた状態で解体作業が行なわれ,残る1両はヘッドライトやガラスが完全に外された状態になっていました.12月までには,解体が終了すると思われます.

写真:青森県南津軽郡田舎館村「道の駅いながだて弥生の里」にて 2013-11-23
投稿:須賀 義孝

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