「近代化遺産の日」の10月20日(日),帯広市内に残る,もと十勝鉄道の4号蒸気機関車およびコハ23号客車の一般公開が実施されました.
2両とも1959(昭和34)年に廃車,現在は同市指定文化財とされ,「とてっぽ通り」と呼ばれる同鉄道廃線跡に静態保存されています.ふだん,車両周辺は柵で覆われ立入りはできませんが,同日に限り機関車の運転台(ただし室外からの見学のみ),客車内を公開.また後者では帯広百年記念館が所蔵する現役時の写真,さらに市内小学生による廃線跡レポート(夏休みの自由研究)も展示され,多くの見学者から絶賛の声が上がっていました.
写真:帯広市西6条南20丁目(通称:とてっぽ通り)にて 2013-10-20
投稿:大沼 克典