東京モノレールは,1000形の置換えとして新形車両10000形を順次導入すると発表した.
10000形は,2000形をベースに「スマートモノレール」をコンセプトに新たに設計されている.羽田空港アクセスとして,国内外からの利用客のニーズにあわせて,車内にはスーツケース用の置場を充実するほか,内装は,座席や車両間貫通扉などに「和」のおもてなしを演出するデザインを採用する.4ヵ国語表示にも対応可能な案内用液晶ディスプレイを各ドア上部に設置し,わかりやすい案内表示に努めるとともに,公衆無線LANサービスを設置し,車内高速インターネットが利用できる.
10000形は最初の1編成(6両)が2014(平成26)年7月に導入される予定.
写真:東京モノレール10000形のイメージ(東京モノレール提供)