2013(平成25)年4月28日(日),キハ183系使用の団体臨時列車「えさし号」が運転されました.
JR北海道函館支社が企画した『ありがとう江差線企画』の第1弾として運転されたもので,編成は,江差方からキハ183-218+キロ182-504+キハ183-208で,スラントノーズの先頭車がハイデッカーグリーン車を挟むというめずらしい編成で,特製のヘッドマーク,方向幕が取り付けられました.
列車は,函館から江差まで乗客を運んだあと,江差駅に留置施設がないため,江差—湯ノ岱間を回送として往復運転し,再び江差から乗客を乗せて,函館へ運転されました.
一部の駅では記念撮影用の停車時間が設けられ,湯ノ岱駅では,乗客が写真を撮影したり,同駅で発売中の手書きの乗車券を買い求めていました.
なお,江差線は2014(平成26)年5月12日に廃止されることが発表されています.
写真:吉堀—神明間にて 2013-4-28
投稿:谷口 郁由