2013(平成25)年3月20日(水祝),鹿児島県出水市にある肥薩おれんじ鉄道の出水車両基地において,同24日(日)から新八代—川内間で営業運転を開始する予定の観光列車「おれんじ食堂」の一般公開が行なわれました.
車両は新潟トランシス製で,これまで一般車両として運転されてきたHSOR-100形のHSOR-114とHSOR-116の2両を使用し,エクステリア・インテリアはデザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけ,改造は大阪車両工業により行なわれました.
気になるデザインは,これまでの「水戸岡デザイン」らしく,車内には沿線の木材をふんだんに使用し,また車体外観には,紫がかった深い青にゴールドに近いカラーのロゴや停車駅名などが並べられ,これまでの同鉄道のデザインとはイメージを一新させたものとなり,駆けつけた見物客の関心をひいていました.
写真:出水車両基地検修庫(一般公開会場)にて 2013-3-20
投稿:冨吉 郷太