能勢電鉄では,今年2013(平成25)年で開業100周年の節目を迎えることを記念して,開業当初の1形車両をイメージした復刻塗装車を登場させ,3月16日(土)に妙見口駅で車両展示会を行ないました.
これは,1500系1編成(1500-1550)に1形をイメージした塗装を施したもので,エメラルドグリーンをベースに,車両番号や装飾,能勢電気軌道として開業した当初の社紋を金色であしらい,阪急マルーンとはまた一味違ったスタイルに仕上がっています.
会場では,100周年記念ヘッドマークを往年の京都線2800系特急車のような2枚看板で掛けたり,リクエストに応じて前照灯・標識灯を点灯・隣に入線する一般車と顔が並ぶように停車位置を変えるなど,ファンサービスが行なわれました.
また,この車両の登場に合わせて妙見口駅がレトロ調にリニューアルされ,主役に華を添えています.この復刻塗装車は,3月17日(日)から,山下—妙見口間の区間運転限定で営業に就く予定です.
写真:妙見口にて 2013-3-16
投稿:藤原 正博