2012(平成24)年12月25日(火)の“SLはこだてクリスマスファンタジー号”をもって2012年の運転が終了したJR北海道の蒸機けん引列車ですが,同列車をけん引していたC11 171と伴走のワム281395,そして“SL冬の湿原号”増結用のスハフ14 507が,2013(平成25)年1月4日(金)夜から翌5日(土)朝にかけて函館から苗穂へ,5日(土)夜から翌6日(日)朝にかけて苗穂から釧路へ,DE15 1520にけん引されて回送されました.
なお,C11 207は,2012(平成24)年11月末での検査出場後に函館へ回送されましたが,函館運輸所内で車輪の破損が見つかり,苗穂工場へ再入場となっています.
“SL冬の湿原号”は1月19日(土)からの運転ですが,このC11 207のアクシデントによって毎年冬の恒例で,全国的にも人気の高い重連運転は中止となりました.2月中の一部運転についてはディーゼル機関車のけん引となり,“DL冬の湿原号”として運転されます.
写真:苗穂にて 2013-1-5
投稿:逵 琢博