2012(平成24)年10月27日(土),JR北海道でダイヤ改正が行なわれ,キハ143形が千歳線・室蘭本線での運用を開始しました.
以前の711系電車の運用とは,若干の変更がありますが概ね踏襲したものとなっており,キハ40形など,ほかの一般形気動車とは独立した最高速度110km/hの運用が組まれています.
改正初日の10月27日には,札幌発東室蘭行の2726Dに室蘭方からキハ143-156+キハ143-157が使用されたほか,キハ143-151+キハ143-101,キハ143-152+キハ143-102の3編成が使用されました.
なお,千歳線札幌口での,気動車を使用した定期普通列車は,キハ201系と731系電車の併結協調運転によるものを含めると2000(平成12)年3月11日改正で廃止されて以来となり,気動車のみ(列車番号末尾「D」)のものでは札幌駅高架開業の1988(昭和63)年11月3日改正で廃止されて以来の復活となります.
写真:富浦にて 2012-10-27
投稿:佐々木 保彰