2012（平成24）年9月29日（土）ごろから，石巻線小牛田—石巻間・仙石線石巻—石巻港間で，JR貨物所属のDE10を使用した試運転が行なわれています．
　石巻港駅は東日本大震災以来，鉄道輸送は運休しており，日本製紙復旧後もトラック代行が続いていましたが，10月から鉄道輸送が再開されることになり，それにともなう乗務員訓練と思われます．
　試運転は1日1往復で，9月29日（土）～10月3日（水）は単機で東仙台（信）—石巻港間を往復するのみでしたが，10月5日（金）から送込みを兼ねてコキが連結され，10月6日（土）の9652列車（石巻港→宮城野間）では19形式コンテナを満載した状態で運転され，震災前をほうふつさせる姿となりました．
　石巻港駅は10月9日（火）から鉄道による輸送を正式に再開する予定です．