2012(平成24)年9月27日(木),東武鉄道634系「スカイツリートレイン」が総合車両製作所から出場し,逗子→新鶴見信号場→熊谷貨物ターミナルのルートで甲種輸送されました.新鶴見信号場までは新鶴見機関区所属のDE10 1554が,新鶴見信号場から熊谷貨物ターミナルまでは同じく新鶴見機関区所属のEF65 2075が,それぞれけん引しました.
この634系「スカイツリートレイン」は,6050系の6177編成と6178編成の改造車で,東京スカイツリーをはじめ,日光や鬼怒川など沿線のさまざまな観光地や風景を堪能できるよう,高床構造の座席や天窓のような展望窓,フリースペースとして前面展望が可能な「前面展望スペース」や「サロン」などが設置されています.また外観は白地に,青空をイメージしたデザインと朝焼けをイメージした2種類のデザインとなっています.
「スカイツリートレイン」は10月27日(土)にデビューする予定で,デビュー直後は団体臨時列車として運転され,12月1日(土)以降には土休日に臨時の特急列車として,両毛地区や大宮から東京スカイツリータウンへ向かう列車に使用される予定です.
写真:梶ヶ谷貨物ターミナル—府中本町間にて 2012-9-27
投稿:船山 太一