大阪環状線に唯一残っていた,一ツ家踏切(大阪市天王寺区茶臼山町・天王寺—新今宮間)が,2012(平成24)年7月1日(日)未明に閉鎖されました.
同踏切は朝のピーク時には1時間に環状線と関西線の電車が最大51本通り,54分間,遮断機が下りたままの「開かずの踏切」となっていました.そのため無理な横断が電車を止めるケースも相次ぎ,廃止が決定されました.
なお,この区間は,大阪環状線外回り線が関西本線をまたぐという特殊な構造となっているため歩道橋の設置は難しく,地下道の設置も見送られたため,今後横断の際は周辺の既存の地下道をう回することになります.
写真:天王寺—新今宮間にて 2012-7-1
投稿:砂邊 泰山