2007(平成19)年から行なわれていた東京駅丸の内口の赤レンガ駅舎の復元工事が内部を残しほぼ完了となりました.2012(平成24)年4月1日(日)までに正面上部のシートが撤去され,全体的に駅舎が見られるようになっています.
3階部分の増築,ドーム屋根の八角形から丸形への変更などが行なわれ,当時の図面などをもとに,内装も含め,できる限り当初の姿に復元されています.屋根材に使われる予定であったスレート材が,東日本大震災の津波被害にあい,一部が外国産になるなどの変更はあったものの,屋根と3階部分を焼失した空襲以来,67年ぶりに開業当初の姿に戻ることとなりました.また10月には駅舎内に泊まることのできる「東京ステーションホテル」のリニューアルオープンやライトアップも計画されています.
写真:東京付近にて 2012-4-1
投稿:河野 誉史