2012(平成24)年3月17日(土)のダイヤ改正で,山形新幹線東京—山形間の速達化のため,“つばさ”のうち約半数が,東京—福島間で連結する車両がE4系8両(P編成)からE2系10両(J編成)に変更されました.
E2系と連結する列車は,東北新幹線内で最高速度が275km/hに上がり,最大6分短縮されました.E2系+E3系「つばさ」編成の併結運転は,3月16日(金)夜の臨時列車“やまびこ”・“つばさ”192号が1番列車となり,“やまびこ”・“つばさ”156号も車両変更でこの組み合わせでの運転となりました.
これにより200系と400系(一部E3系1000番台)の併結運用が消滅した2001(平成13)年9月以来10年半ぶりに新幹線の17両運転が見られるようになりました.しかし,この改正で東北新幹線からE4系8+8両編成の運用もなくなるなど,今後E5系の導入とE6系の落成が進みどのような変化が見られるのか注目されます.
写真:大宮にて 2012-3-17
投稿:石丸 純也