小田急電鉄は,2012(平成24)年2月20日(月)以降,7000形ロマンスカー「LSE」の外観をデビュー当時の塗装に統一すると発表した.
1980(昭和55)年に就役した「LSE」は,それまでの「ロマンスカー」が継承してきたバーミリオンオレンジとグレーに白線を入れた塗装でデビューしたが,1996(平成8)年から順次,車体や各機器の更新に合わせて,現在の塗装であるワインレッドに白を基調とした塗装に変更されていた.2007(平成19)年に3000形ロマンスカー「SE」就役から50周年となるのを記念して,1編成が旧塗装となって運転されている.
この旧塗装車両が好評であることなどから,2月20日(月)以降,「LSE」はデビュー当時の塗装に統一され,ワインレッドに白を基調とした塗装での運転は,2月19日(日)をもって終了となる.なお,2編成ある現行の塗装車両のうち,旧塗装となるのは1編成で,1編成は廃車される予定.
写真はいずれも小田急電鉄提供