2011（平成23）年11月19（土）・20日（日），“SLがんばろう岩手号”・“DLがんばろう岩手号”が，東北本線 一ノ関—北上間で運転されました．
　これは2012（平成24）年4月から6月まで実施される『いわてデスティネーションキャンペーン』のプレイベントと，岩手県の震災からの復興および平泉の世界遺産登録を記念するもので，今年2011年に復活したC61 20とDE10 1765＋DE10 1761の重連で旧形客車5両をけん引しました．
　“SLがんばろう岩手号”の終着駅である北上駅には転車台の設備がないため，復路はDE10重連と旧形客車の間にC61が逆向きに連結され，機関車3重連というめずらしい運転形態となりました．
　また北上駅，一ノ関駅では出発式などのイベントが催されました．世界遺産平泉を擁する沿線には鉄道ファンはもとより，住民の方が蒸気機関車を一目見ようと多く訪れ，声援を送っていました．