2014(平成26)年度を目指す北陸新幹線長野—金沢間の開業にともなう,金沢以遠の鉄道による観光需要や利便性向上のデータ収集をおもな目的とした社会実験の一環で,石川県とJR西日本金沢支社,のと鉄道が連携して,2011(平成23)年9月24日(土)・25日(日)の2日間限定で金沢—穴水間で臨時快速列車が1日1往復運転されました.
使用されたキハ40・キハ47両形式は,国鉄時代を含めて七尾線への営業列車入線実績はなく,運転前に先立って17日(土)・18日(日)の両日には試運転も実施されましたが,試運転ではキハ47形2両だったのに対して,本運転ではキハ47 25と,キハ40 2027がコンビとなりました.
乗客には社会実験に関するアンケートが配られ,今後の継続実施を検討するかが検証される予定となっています.
写真:能登鹿島—西岸間にて 2011-9-24
投稿:岩谷 淳平