南海電気鉄道は,“サザン”に新形特急車両12000系を導入すると発表した.
座席幅の拡幅やパソコンが置ける大きさのテーブルの採用,交流電源などを設置することで,10000系と比較して,車内の快適性向上を図る.床面の高さを低くすることで車両とホームの段差を少なくしたほか,車いす対応便所を設置するなどバリアフリー化をさらに推進するとともに,無水小便器の導入など環境負荷低減にも配慮した車両となる.
12000系は4連×2本が製造され,2011(平成23)年秋ごろから営業運転を開始する予定.
▲南海12000系のイメージパース(南海電気鉄道提供)
記事:編集部