JR東海は,延伸工事などを進めている山梨リニア実験線に導入する新形車両の概要を発表した.
先頭形状は現在の先頭車をベースに,より滑らかな形状とし,15mのロングノーズ.車体形状は,居住性を向上するため角形の車体断面となる.車体塗装は東海道新幹線のイメージを踏襲しつつ,白色塗装範囲を増やし,軽快感を演出するとともに,青色塗装の配列で躍動感を演出する.
車両形式はL0(エル・ゼロ)系で,Lはリニアを表し,0は新幹線と同様,営業線仕様の第1世代の車両を表す.先頭車2両,中間車3両の5両が2013(平成25)年度に完成し,新実験線で走行する予定.2015(平成27)年度までにさらに先頭車2両,中間車7両を投入し,最長12両編成とするなど営業線へ向けた最終的な走行を行なう.
画像:L0系の外観イメージパースとロゴマーク(JR東海プレスリリースから)
記事:編集部