函館市交通局の800形811号車が,1986(昭和61)年ごろに姿を消した通称「笹色ツートンと言われている以前の標準色に塗り戻され,2010(平成22)年8月30日(月)の午後から営業運転に入りました.
今回の塗り戻しに当たっては,車庫に残っていた「笹色ツートン」のドアを参考に色を調合したそうですが,その際にはこの色の現役当時を知る方々にも意見を仰ぎ,当時の色を再現されたそうです.なお,当時は側面の車番が腰板にありましたが,今回は塗り戻す前のまま,側面方向幕のあった場所にあります.
今後10月下旬ごろまでは,このまま広告なしの姿で走るようです.なお,運転ダイヤは特定せずに他車と共通で運用に入るとのことです.
写真:市民会館前—湯の川温泉間にて 2010-8-30
投稿:岡崎 全宏