日立製作所笠戸事業所で落成したJR北海道の新形車両735系が,2010(平成22)年3月10日(水)〜13日(土)にかけて,下松から五稜郭まで甲種輸送されています.
下松からのけん引機は吹田機関区のEF66 106でした.
編集部から
JR北海道からの発表によると,735系はアルミ合金製車体の寒冷地における状態を検証することを目的に,札幌圏用通勤電車の試作車として開発されたもので,低温時や降雪時における車体断熱性などを検証する走行試験を2010(平成22)年度・2011(平成23)年度に実施し,試験を実施しない夏期には,営業列車として使用する予定です.
写真:廿日市にて 2010-3-10
投稿:斉藤 利正