東京メトロでは,千代田線6000系に代わる新形車両16000系を導入すると発表した.
今回の16000系は,駆動システムに永久磁石式同期形モータを採用し,10000系で採用した誘導モータと比較して約10%の消費電力量を削減するなど,各装置の省エネルギー化をはじめ,走行騒音の低減,リサイクル性や安全性の向上を図る.
また,天井構造の見直しにより荷棚上の空間を拡大させるとともに,連結面の大型ガラスの採用や,荷棚と腰掛横の仕切りの一部にガラスを採用して,広がりのある車内空間を実現し,快適性の向上を図るとしている.
16000系は,2010(平成22)年秋ごろから,10連×16本が投入される予定.
写真:16000系のイメージパース(東京メトロのニュースリリースから)