福岡県大牟田市のエスジーケミカル工場敷地内にて静態保存されている,もと三池炭鉱専用鉄道(炭鉱電車)の保存機関車が,2009(平成21)年11月3日(火祝)に一般公開されました.
これは,もと三池炭鉱宮原抗や三池港ともと三池炭鉱専用鉄道といった炭鉱関連の施設(「九州・山口の近代化産業遺産群」)が,2009年1月に世界遺産の暫定リストに掲載されたことを記念して,福岡県大牟田市と熊本県荒尾市が一体となって行なわれたもののひとつです.
現在,静態保存されているのは,15トン級B形5号電気機関車,20トン級B形1号電気機関車,20トン級B形5号電気機関車,45トンB-B形17号電気機関車です.
15トン級B形5号電気機関車を除いて,機関車内部に入って運転室内を自由に見学することができました.
写真:エスジーケミカル工場敷地内にて 2009-11-3
投稿:笹淵 敬士