1959(昭和34)年7月15日に三木里—新鹿間が開業し,紀勢本線が全通してから50周年となったことを記念して,2009(平成21)年7月15日(水),快速“紀勢本線全通50周年記念号”が亀山から白浜まで運転されました.
名古屋車両区所属のキハ85系が使用され,当初の計画では4両でしたが,指定席券の売行きが好調だったため,増結されて6両(白浜方からキハ85-2+キハ84-4+キハ84-203+キハ85-201+キハ84-305+キハ85-203)で運転されました.
前後にはシール式の異なるヘッドマークが掲出されたほか,各主要停車駅では地元の方々による歓迎イベントが行なわれ,最後の開通区間である三木里—新鹿間では全通一番列車をイメージして日の丸を振って出迎えていました.
なお,キハ85系が白浜へ入線するのは今回が初めてです.
写真:二木島にて 2009-7-15
投稿:古宇田 功