JR東日本は,研究開発を効率的に推進するための在来線用試験電車として,209系を改造した「MUE-Train(ミュートレイン)」を製作していることを発表した.
京浜東北線で使用していた209系0番台を改造した7両編成で,「MUE-Train」はMUltipurpose Experimental Train (多目的試験車)を略した愛称.
複数の保安装置を搭載し,空気ばね式車体傾斜機構の試験など,車両性能の向上や次世代車両制御システムの開発などを行なう予定.2008(平成20)年11月から東北本線などで走行試験を開始する.
写真:「MUE-Train」の外観(JR東日本提供)