JR東日本高崎支社では,2008(平成20)年7月1日(火)から9月30日(火)まで『源泉ぐんま紀行キャンペーン』を展開しており,その一環で快速“EL&SL奥利根号”などの臨時列車を運行していますが,群馬県北部のターミナルである水上駅において,観光客向けの新スポットが登場しました.
蒸気列車到着後,機回し・点検のため,けん引蒸機は同駅北側の機回しスペースに回送されます.その機回しスペースが整備され,赤色のアスファルト床にベンチや柵が設置されました.筆者が5月の連休時に同駅を訪れたときは,このようなものはなかったため,『源泉ぐんま〜』に合わせて,整備されたものと思われます.
このほか駅入り口には「SLの汽笛」が設置されています.これはD51と同じ5室ベルタイプの汽笛が設置され,ぶら下がっているロープを引くと,圧縮空気によって蒸機と同じ音色の「汽笛」が鳴る仕組となっています.この汽笛は蒸気列車が同駅に停車中の間に鳴らすことができます.
写真:水上にて 2008-8-2
投稿:増永 祐一