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特集 211系顔の電車たち
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京阪電鉄 京阪線車両のカラーデザインを一新

京阪電鉄 京阪線車両のカラーデザインを一新

京阪電鉄は2008(平成20)年4月15日(火),建設が進められている中之島線(中之島—天満橋間3.0km)で,2008(平成20)年10月19日(日)から営業運転を開始する予定であると発表した.
 これにあわせて,京阪本線ではダイヤ改正が実施され,中之島線へ京阪本線から直通する快速急行が新たに設定される.
 中之島線開業のシンボルとなる新形車両は3000系で(※従来の3000系(1編成)は8000系に編入),8両編成×6本が投入される.3扉のセミクロスシート車で,扉間には1+2配置の転換クロスシート,車端部にはロングシートが配置される.
 3000系の塗装は,上部を「エレガント・ブルー」,下部を「アーバン・ホワイト」,帯線を「スマート・シルバー」とした,これまでの京阪車両には無いイメージのものが採用される.
 既存車両でも,約半世紀続いてきた現行の塗装を改め,2扉・クロスシートの特急用車両は上部を「エレガント・レッド」,下部を「エレガント・イエロー」,帯線を「エレガント・ゴールド」としたものに,3扉・ロングシートの一般車両は上部を「レスト・グリーン」,下部を「アーバン・ホワイト」,帯線を「フレッシュ・グリーン」としたものに,それぞれ変更する.
 既存車両は,2008(平成20)年4月から順次塗装工事に取りかかり,1編成目が同5月から京阪線で営業運転を開始するのを皮切りに,2012(平成24)年までに全車両の塗装変更を完了する予定.

画像:左から3扉・ロングシートの一般車両,2扉・クロスシートの特急用車両,3扉・セミクロスシートの中之島直通優等車両(3000系)のイメージパース(京阪電鉄報道発表資料から)
記事:編集部

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