
「ビコム ワイド展望 肥薩線 いさぶろう・しんぺい 人吉~吉松 往復」は,水戸岡鋭治氏のデザインで生まれ変わったキハ40系により運行されている,吉松行きの“いさぶろう”,人吉行きの“しんぺい”に乗り込み,ループ,スイッチバックで知られる絶景の路線を,往復の展望で満喫することができる作品で,平成26年11月6日(曇りときどき晴れ),キハ47 9082とキハ140 2125の2両編成による,1253D列車,普通“いさぶろう1号”,1254D列車,普通“しんぺい2号”の肥薩線人吉~吉松間における映像となっています.多くの観光客を乗せた普通“いさぶろう1号”が人吉を発車,列車は第3球磨川橋梁を渡ると25‰の勾配に達します.次の大畑駅にて進行方向を変えて発車すると,転向線へ,ここで再度向きを変えてループ線に突入します.車内では観光案内が行なわれ,勾配はさらにきつくなり,30.3‰の区間もあります.サミットの矢岳で列車は5分間停車し,矢岳を出ると,矢岳トンネルで,今回乗車した列車の列車名の由来である山縣伊三郎と後藤新平の扁額が見られます.霧島連山を臨むことができる地点では,列車はいったん停車し,観光案内があります.そして,勾配を下り,転向線から逆方向に走行したのち,真幸でも5分間停車すると,「幸せの鐘」を鳴らす観光客が多数います.その後,列車は鹿児島県に入り,吉松に到着,同列車の折返し列車,普通“しんぺい2号”が,各駅に5分ずつ停車しながら人吉に向かう映像も含めて,本作品ではこの一連の映像を観賞することができ,日本三大車窓に数えられる美しい霧島連山の風景を楽しむこともできる作品になっています.