鉄道ファン2024年11月号(通巻763号)
『鉄道ファン』2024年11月号
2024年9月20日発売
定価1250円(税込)

鉄道アーカイブシリーズ 山陰本線/播但線の車両たち

山陰本線/播但線の車両たち

1990年代から現在に至るまでに活躍した国鉄形車両を中心として,一部,JRの新形車両なども含めたかたちで,さまざまな車両の足跡を,路線や形式ごとに走行の光景で紹介するシリーズの一つです.
 本作品は,平成12~13年ごろ,山陰本線鳥取~和田山間と,播但線の非電化区間である和田山~寺前間を走行した列車の映像を中心に収録したもので,キハ181系,183系,381系,キハ40系,113系などの車両が登場しています.このうち,キハ181系は特急"はまかぜ" に充当されていたときの走行の光景,183系は,特急"北近畿"・"こうのとり"・"きのさき"・"文殊"・"はしだて"で活躍した700番台車の走行の光景,381系は,現在も一部の特急"こうのとり"・"きのさき"・"はしだて"に充当されて走行している光景,さらに,餘部鉄橋を通る寝台特急"出雲"や,ジョイフルトレイン「エーデル」を使用した快速"あまるべロマン"の走行の光景も紹介されています.また,普通列車については,山陰本線の非電化区間,鳥取~城崎間,播但線ではキハ40系の,山陰本線の電化区間,城崎~和田山間では113系の走行の光景が,収録されています.沿線の風景と一緒に,なつかしい列車たちが走行している光景を楽しむことができます.
 今回は,特典として「クモハ54・61・50・43・42映像(8mmフィルム撮影)」があります.これは,昭和50年代に8mmカメラで撮影されたフィルムをデジタル化した映像で,一部にフィルムが劣化し,色調に見苦しい点がありますことをご了承ください.昭和53年11月に飯田線用の戦前製の車両を置き換えることで同線の運用が開始されたものの,昭和58年に119系に置き換えられた80系の映像,運用が始まったときの119系の映像,165系による急行"こまがね"・"伊那"の映像もあります.なお,本作品では,一部で古い映像素材を編集したものとなっているため,見苦しい部分があり,一部車両の走行の音以外,雑音を消音しているため,その個所には音声がない場合があります.

収録時間88分
発売アネック
価格3619円+税
発売日2015年9月25日
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