1990年代から現在に至るまでに活躍した国鉄形車両を中心に，一部，JRの近年の新形車両なども含めたかたちで，さまざまな車両の足跡を，路線や形式ごとにその走行の光景で紹介するシリーズで，今回は，羽越本線のうち，山形県の庄内平野に位置する三瀬～酒田間を走行した車両として，485系，キハ40系などが登場します．485系は特急"いなほ"の走行が紹介され，新潟色（上沼垂色）をまとった車両を中心として，リニューアル改造を施した3000番台，そして，クハ481形1500番台を組み込んだ編成で国鉄特急色に戻されたT18編成の姿も収録されています．ジョイフルトレイン「きらきらうえつ」の編成が，走行している光景もあります．キハ40系は，新津運輸区に所属するキハ40形，キハ47形，キハ48形で，国鉄の時代から続いている新潟色の車両や，赤を基調としたイメージアップ新潟色の車両が混成となった2～4両編成の列車の走行も収録されています．一部で古い映像素材を編集したものとなっているため，見苦しい点があります．また，一部車両の走行の音以外雑音を消しているため，その個所に音声がない場合があります．

収録時間	約67分
発売	アネック
価格	3619円＋税
発売日	2015年5月29日
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鉄道ファン2015年7月号掲載｜ アネックの記事一覧