現在では姿を見ることができなくなった国鉄形車両にスポットを当て，それらによる列車の姿を紹介しているシリーズです．
　本作品は，平成23年秋にJR東日本から姿を消した113系を取り扱い，房総地区の横須賀色の車両にスポットが当てられたものです．今回はその第4弾として，成田線で活躍した姿が紹介されています．同線佐倉～松岸間では，平成13年から平成20年ごろの113系の走行シーンを中心に，4連，6連，8連など，編成両数ごとの運用にて紹介されています．さらに，成田～我孫子間にて103系の初期形や，もと営団地下鉄（現，東京メトロ）千代田線乗入れ用車両の1000番台車といった，さまざまな先頭車の編成の運用や，10両基本編成による上野直通運用，5両編成の運用などが紹介されています．なお，一部が古い映像素材を編集したものであるため，見苦しい点があり，車両走行音以外の雑音が消音されているため，その個所に音声がない場合があります．

収録時間	約60分
発売	アネック
価格	3800円＋税
発売日	2013年6月28日
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鉄道ファン2013年8月号掲載｜ アネックの記事一覧