近畿日本鉄道が昭和57年に1200系として新製した車両で，平成12年ごろからワンマン車化改造を受け，形式が変更され，現在はワンマン設備を生かして白塚～賢島間でワンマン運転の普通列車として活躍するほか，単独で名古屋線の普通列車として，また他の4両編成の車両と連結され，名古屋～鳥羽間で急行としても活躍している1201系が，「鉄道コレクション」として製品化されます．
　本製品は，前灯がクリアレンズのものとなり，スピーカが冷房装置の部分に印刷で表現される予定になっています．なお，尾灯，標識灯はクリアレンズのものになっていません．列車種別と行先の表示器の部分には「普通 中川」と印刷されていますが，その他，名古屋線，山田線，志摩線における急行やワンマン運転の列車を再現することができるシールが付属する予定です．
　この製品は，別売りの「Nゲージ走行用パーツ」や動力ユニットを使用することで，Nゲージ鉄道模型として走行させることができるようになっています．

■鉄コレ 近畿日本鉄道1201系 （ワンマン仕様）2両セット
スケール	1/150 ※塗装組立済
価格	2600円（税別）
発売日	2015年12月18日
購入する	鉄道コレクション 鉄コレ 近畿日本鉄道 1201系 ワンマン仕様 2両セット
発売元	トミーテック

鉄道ファン2015年11月号掲載｜ トミーテックの記事一覧